10周年だから『魔法にかけられて』の素晴らしさを改めて語る。
夜空に輝く星、"When You Wish Upon A Star"(星に願いを)のメロディーが流れ、次々に打ち上がる花火と、尖塔のアップからだんだんとズームアウトし、シンデレラ城の全体像を映し出す。ティンカー・ベルが妖精の粉で城にアーチをかけると"Walt Disney Pictures"の文字が浮かび上がる。おなじみのスタジオロゴである。...
View Article『リンクル・イン・タイム』を観て来たけど、よくわからなかったという話。
ディズニー最新作「A Wrinkle in Time(原題)」を観て来た。一応本日3月9日が公開日なのだけど、前日8日の夜から2回ほど上映されていて、仕事終わりに観て来ました。Cocoの公開が10月だったんですけど、その頃から映画館で毎回のようにトレーラーが流れていて、このブログでもちらっと言ったと思いますけど全然面白そうに見えなくて 笑...
View Article貧しさから這い上がれ。傑作『奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ』を観た!
Netflix(カナダ版)に『奇跡のチェックメイト クイーン・オブ・カトゥエ』(原題:Queen of Katwe)が入っていたので観た。...
View Article『プーと大人になった僕』感想。「なにもしない」をするために子供時代に戻ろう。
WDW旅行記半分書いたのでインターミッションというかなんというか、旅行記でも書きましたがWDWのディズニースプリングスのamcで『プーと大人になった僕』(原題:Christpher Robin)を観てきたので感想を書かせていただきます。 先に言っておくと100点満点でした。基本的に全部ホメていくので、痛烈な批判を期待している人は回れ右でお願いします。 面白かったな〜。...
View Article飛行ロマン&ヒーロー映画『ロケッティア』この主人公を愛せるか。
今年初のD23 EXPO JAPAN、および先日まで松屋銀座で行われていた「ディズニーアーカイブス展」歴代のディズニー実写映画の衣装やアトラクションのプロップスなどが展示され話題となっていた中で、比較的知名度が低いであろうディズニー実写作品の衣装も展示されていた。 それが『ロケッティア』である。...
View Article『くるみ割り人形と秘密の王国』パンチこそないがファミリーに優しいクリスマス映画。
2018年(僕に)最も期待されていないディズニー映画第2位(1位は日本では公開すらされなかった「Wrinkle In Time」)の『くるみ割り人形と秘密の王国』 チャイコフスキーのバレエ音楽の元になった物語『くるみ割り人形とネズミの王様』を大幅にアレンジして映画化したディズニーのクリスマス映画。...
View Article言葉の魔法、幸せの無条件降伏『メリー・ポピンズ リターンズ』感想
メリー・ポピンズが帰ってきた。本当に帰ってきた。 他国から遅れること約2ヶ月弱、ここ日本でも『メリー・ポピンズ リターンズ』が公開された。 前作『メリー・ポピンズ』から実に54年ぶりの、リメイクではない「続編」の感想です。もう一度言っとこう「メリー・ポピンズが帰ってきた。」 本記事は現在公開中の『メリー・ポピンズ...
View Articleディズニー史上最もありえない大問題作、実写版『ダンボ』がぶち壊してしまったものとは。
2019年3月29日、ティム・バートン監督による実写版『ダンボ』が公開された。「ティム・バートン監督」そして「ダンボ」のリメイク、というダブルビッグネームのネームバリューを一身に背負った本作は珍しく日米同時公開。日本では巨匠、大ヒット作連発の売れっ子監督というようなイメージもあるが、個人的には正直内容に当たり外れの大きな監督だと僕は思う。「ティム・バートンといえば!」という奇妙さ、時にはグロさや残酷...
View Article『マレフィセント』は僕が思う「公式が解釈違い」の究極系。
『マレフィセント』の続編が公開される。しかも、今年。 Angelina Jolie returns in Maleficent: Mistress of Evil. Coming to theaters October 18, 2019. pic.twitter.com/TX4C2bpEnw— Maleficent: Mistress of Evil (@Maleficent) 2019年3月6日...
View Article実写版『アラジン』は本当に必要だったのか。
実写版『アラジン』を観た。 ディズニーによるアニメ版をベースとして、ディズニー自身が実写化リメイクを行うこのプロジェクトの最新作。 アラジン MovieNEXコレクション [Blu-ray]発売日: 2019/10/09メディア: Blu-ray 目次目次そもそも実写化は必要かアニメ版『アラジン』をほぼ完コピ『アラジン』というタイトルは正しくない、ジャスミンの存在感まとめおすめめ記事...
View Article最早、怖いものなし。『マレフィセント2』があまりにも自由すぎて。
2019年ディズニーにおいて誰も期待していない映画オブ・ザ・イヤー『マレフィセント2』が公開された。 関係ないが、映画の原題は『Maleficent:Mistress of...
View Articleついに映画『カントリーベアーズ』を観ました!【カンベアドベント】
正直カンベアにわかです、こんばんは。近頃はスカイウォーカーの夜明けのネタバレが怖いですね。 昨年に引き続きCountry Bear Theater Blog Advent Calendar 2019に参加させていただくことにしました。...
View Article本当の『ピートとドラゴン』を僕はまだ知らない。
長らく日本ではVHSを最後にソフト化が実現しなかった作品『ピートとドラゴン』かねてよりディズニーチャンネルにて吹き替え版の放送があったり、配信サイトにて有料レンタルが可能だったりしたようだが、ディズニーデラックス(現ディズニープラス)の到来により、この度やっとのことで僕も鑑賞することができた。...
View Article諦めずに立ち向かえ。映画『トゥモローランド』で紡ぎ出す希望。
大好きな映画でも、手放しで褒められない作品は結構ある。映画『トゥモローランド』もその一本である。 過剰宣伝、それを受けて抱いた僕たちの過剰な期待、その表層部だけが一般層に広がって根付いてしまった都市伝説、肝心の中身、映画としての面白さ・・・。様々な要素が絡み合い、絡んだ割には大事なところには引っかからず、壮大なプロジェクトであったはずなのに、なんとなく不発に終わったこの『トゥモローランド』...
View Article『ベッドかざりとほうき』戦争なんて馬鹿馬鹿しい、世界は魔法に溢れてる。
私が『ベッドかざりとほうき』という作品を知ったのは、昔記事にも書いたディズニーロックカヴァーCD『MOSH PIT ON DISNEY』を手に入れた時だ。 このアルバムでは大阪出身のthe miceteethというバンドが『ベッドかざりとほうき』の『The Age of Not Believing(何も信じられない年頃)』という曲で参加していた。...
View Article『スターガール』が描く「ありのまま」が本当に行き着く先。
遅ればせながら、ディズニー+オリジナルムービーの『スターガール』を観た。 米国のオーディションテレビ番組『アメリカズ・ゴット・タレント』で優勝した少女、グレース・ヴァンダーウォールが主演で、米国でヒットした同名の児童向け青春小説を映画化した作品である。...
View Article映画『ジャングル・クルーズ』見え隠れする「海賊」の影。信念はどこに?
実写版映画『ジャングル・クルーズ』を観た。私にしては結構期待していたのである。そして、これもまた典型的なパターンなのだが、期待してた分、期待値にはなかなか届かないのである。(もう私のブログをよく読んでくれている方にはお馴染みだよね) 断っておくと、普通に面白かった。でもさぁ、言いたくなるところはたくさんあるよ。 ※この記事は現在公開中の映画『ジャングル・クルーズ』のネタバレを含みます。...
View Article『アルテミスと妖精の身代金』誤解を、パズルのように解いていけ。
だっっっっれも興味ないかもしれんが、せっかく観たので感想書くよ。というわけで当初劇場公開作品予定だったディズニー実写映画『アルテミスと妖精の身代金』(原題:Artemis Fowl)公開延期&新型コロナの影響で劇場公開が絶望的となりDisney+限定配信作品として、今現在も視聴可能。監督はディズニーでいうと『シンデレラ』『マイティ・ソー』でおなじみのケネス・ブラナー。...
View Article『ザ・マペッツ』は夢を追いかける人へ向けたハリウッド讃歌。
マペット・ショーのキャラクターたちがディズニーのIPであることを知ったのは今から10年ほど前に公開された『ザ・マペッツ』が最初だった。日本では2012年5月にごく限られた映画館で、それでも全国公開され、当時学生で京都に住んでいた私は二条のTOHOシネマズまで足を運んだものである。...
View Article『トロン』難解そして退屈、視聴者を置いてゆく前衛芸術映画の「先見の明」
今日は『トロン』です。クリスマスだから、こういうのもいいよね。イルミネーション感あるし。(ないか) 正式タイトルは『トロン』なのだけど、いろいろあって続編の『トロン:レガシー』の方がポピュラーというか、キャッチーになってしまって、そちらを『トロン』と呼ぶ人が増えたのか、なぜかタイトルが変わって『トロン:オリジナル』としてDisney+やソフト販売されています。不遇。...
View Article実写版『ピノキオ』「優等生」を目指しすぎた、非常に欲張りな映画。
ロバート・ゼメキスによる実写版『ピノキオ』があったことを覚えている人はどれくらいいるだろうか。 正直9月くらいの話で全然最近なのだけど、黒人ブルーフェアリーの話だけが一部で大炎上して、作品自体は全然見られていないような気がする。それもそのはず、本作は巨匠ロバート・ゼメキス、主演トム・ハンクスという夫人にも関わらず、劇場公開一切なしのDisney+限定公開となった。...
View Article2023年ベスト級。新・実写版『ホーンテッド・マンション』悲しみにとらわれて、生きることを諦めるな。
『ホーンテッド・マンション』(原題:Haunted Mansion)を見た!!!! そもそも2003年に既に実写映画化され、結果的にあんまりパッとしない結果に終わった『ホーンテッド・マンション』を、どんな理由で再映画化するのか、そこに意味はあるのか・・・10年以上に渡る再映画化のプロジェクトの中で巨匠監督の降板劇などもあり、ディズニーファン的には期待3割、不安7割くらいで迎えた公開初日であった。...
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